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始まりのモヤモヤ

2024年7月から産後支援ブログにリニューアルします
産後の夫婦にとって役立つ記事と、男性育休支援のことを載せていきたいと思います。
自己紹介などについてはデザイン業のサイトをご覧ください → tsuka L design

目次

どうして育休支援をやろうと思ったの?

原点は自身の体験から

シングルマザーの私は、家事・育児をこなしながら、生活費を稼ぐために正社員で働いていました。
しかし年齢を重ねるにつれ、収入を得るための会社優先の生活に、身体も心も限界を感じていました

家庭と仕事を両立して無理なく働くにはどうしたらいいんだろう?

お母さんの中でも、シングルマザーは特に大変

お母さんはみんな大忙しですが
シングルマザーは、家庭運営と資金調達を1人でやる必要性があるので特に大変です。
子どもは成長し、課題は変化し続ける。ワンオペ育児の大変さは、絶え間なく続きます。
同時に生活費や学費などの資金調達もこなさなければなりません。
ほとんどのシングルマザーの収入源は主に働いた賃金母子手当なのではないでしょうか。
潤沢とは言えないので、走り続ける必要があります。

資金調達は難しい

ここは環境によって全然変わる部分とは思いますが
正社員で働いても、男性並みの収入を得るのは私には難しい環境でした。

女性が男性並みに活躍することはできた
各部署や担当別案件のスケジュール管理、社内のデザイン業務全般をこなす。
社内に常駐の為、顧客との打ち合わせや現場に行ってる担当者のサポートを積極的に行い
同僚や上司からは高評価を得ることに成功。

活躍しても男性並みの収入は得られない
行動していれば評価に繋がると信じて、社内ボランティア状態を続けて3年・・・
効率よく業務をこなし評価は良くても、それは収入にはつながりませんでした
頑張って残業もやっていたら、母子手当停止となり、手取り収入が減るという最悪の事態に陥ります。

今のままでは資金的に子どもの大学進学は難しい。どうやって収入を上げればいいのか?
しかし、これ以上男性のように残業や休日出勤を増やすわけにはいかない。家の仕事もあるからです。
無理をすると体を壊してしまう。どうしたらいいのか1人では答えが出ませんでした。

昇進や昇給に繋げるには何をどうすればいいのか?会社に相談したら・・・

女にしては評価されている方なんだから、文句言うんじゃない

真摯に向き合ってくれると信じて上司に相談、返ってきた会社からの返答に愕然としました。
今の時代に!?びっくりされる方もいるかもですが、私のいた職場はこんな感じでした。

確かに、非正規雇用と比較すると正社員は恵まれている環境でした。
しかし、男性正社員と比較すると恵まれているとは言えなかった。

起業後に色んな経営者の方とお話しする機会がありましたが、まだ昭和なんだと感じることは実際多い。
そもそも、なんで女性は労働力として軽視されるんだろう・・・
女性の労働力を男女フラットに見てくれない理由はどこにあるんだろう・・・

ブランク扱い、一生働いても評価されない「家仕事」

周りのママ達を見ていると、既婚・未婚関係なく、生きづらさを抱えているように思います。
子育てや家の仕事と掛け持ちで会社の仕事をやるには、周りの協力が必須です。
環境に恵まれなかったら、どんなに能力があっても継続できない。心も体力も折れてしまいます。

家事に子どもに仕事、これ以上やることが増えたら倒れちゃう!
キャパオーバーにならない為には、仕事を辞めたりセーブするしかない。

どんなに家事や育児をやっても「ブランク」と言われ評価されません。めちゃくちゃ働いているのに。
家仕事に理解のない男性はまだ多く、この溝は深く暗く、そして気づいてすらいない人も。
「夫にはもう期待していないんだ」そう語るママ達は結構多くて、そこには怒り、悲しみ、寂しさがあります。

デザイン業と母業の両立を目指す

私にとって、デザインと並ぶ、もうひとつの仕事。それは「お母さん業」
デザインは私じゃなくてもできること、だけど子ども達のお母さんは代わりがいない。
職業はデザイナーですが、「本業はお母さん」と私は言っています。
母であることを大切にできる世界にしたい、そんな思いが膨らんできました。

家庭と仕事を両立して無理なく働きたいから
そんな働き方を目指してやってみよう

会社に残っても未来はない、だったらチャレンジしてみよう!そんな想いで独立を選びます。
しかし独立したからといって、無理なく働けるか?というとそうではありませんでした。

母業をどんなに頑張っても収入につながらないから結局仕事優先になってしまう。会社員の時よりも子どもと関わる時間は増えましたが、両立できないジレンマを抱えます

デザイン制作は大好きでやりがいもありますが、安定して稼ぐことの難しさに直面。
事業経営なんてほぼ素人です。安定感で言えば、雇用されていた方が楽な世界でした。

母になるってリスクしかない現状

結婚した先の未来を生きている女性達が幸せにならないと、結婚して子供を産もうと思う人は減ってしまう

子どもを産んだ場合、離婚したら経済的に詰むでしょ、そんなリスク負えないよ

でも子どもを産む人がいなくなったら、日本は無くなってしまうよね

だけど、「産め!」って言われても、リスクしかないのに誰がそれを選ぶっていうの?

北風と太陽のお話のように「強制されるんじゃなく、やりたくなる世界」を目指さないといけないんじゃないかな?

そんな社会に変えていく必要があるよね

自問自答を繰り返し、強く熱い思いが私の中で膨らんできました。

自分の経験値を活かし、1ミリでもいい世界にして、未来へバトンタッチしたい

どこから始めていいか分からないけど、産んで育てたいと思う人が私のように困らない世界にする必要がある。
そんな世界を創ってみたいと思ったのがきっかけでした。

だって、子どもは未来です。未来をつくるって最高に素敵なことだと思うから。
一番の原点は、子育てって素晴らしいから環境を整えれば産みたい人は増えるという確信でしょうかね。

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