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赤ちゃんの誕生は、家庭の新規事業ー1

赤ちゃんの誕生は、家庭の新規事業です

2024年7月から産後支援ブログにリニューアルします
産後の夫婦にとって役立つ記事と、男性育休支援のことを載せていきたいと思います。
自己紹介などはこちらをご覧ください → tsuka L design

目次

男性育休は「休み」ではない「スタートアップ」です

家庭や家事育児を軽視する社会に「?」

2025年から本格的に推進されている男性育休。背景にあるのは少子化と女性雇用の推進だと思っています。
この政策は大歓迎!どんどん進むといいなって注目しています。

「パパも育休は必要」ママ達も賛成派が多い

実際に育休を経験した声を見ると、男女ともに満足度は高いと言えます。
パパもママも育休に賛成なのがわかります。

しかし現実は「形だけの育休」の企業が多い

ウチは育休100%だよ、という声の中にこんな話を聞きました。

男性育休の目標達成のために、実質1日だけ取らせて達成率上げてるって会社多いよね

え!そうなんですか!?(これは聞き捨てならないぞ)

育休は、1日だけでも取得すると数字的には達成した事になるそうです。すごい抜け穴だ・・・
1日とか女性は無理なので、男性の育休に限った話。これは中身のある育休と言えるんだろうか・・・?

企業が本気になれない理由

経営者の方に、色々お話し伺ってみると「企業側は男女とも育休推進には微妙」な声が上がってきました。

確かに、これでは企業にとって困った問題なのもわかります

なぜ男性育休が必要なのか

産後の大変さを知らない人が多い

産後のママは通常とは言えないくらい、心も身体もものすごくダメージを受けています。どれぐらいのダメージかというと

出産後に受ける身体のダメージは、車にひかれて交通事故にあうのと同等レベル

出産後に受ける心のダメージは、飲酒で酩酊状態と同等レベルの判断力

自分がこの状態だったら、1人で頑張って!なんて言えるでしょうか?確実にサポートが必要ですよね。
しかし、あまり知られていない。学校では習っていないし、自発的に情報を取りに行くしか知る方法がないからです。
これだけダメージを受けていると、頑張ろうと思っても色々問題が出てきます。

産後クライシスマミーブレイン、知っていますか?

どちらも近年出てきた言葉なので、私も知ったのは最近のことでした。

産後クライシスとは
出産後に起こる夫婦関係崩壊の危機のことを言います。
女性の産後のホルモンバランスをはじめとする心身の変化や生活の変化による疲労、ストレスなど複数の要素が入り混じったもので、その原因の比重や背景はさまざま。出産前は仲が良かった夫婦でも離婚にまで至るケースも少なくありません。

マミーブレインとは
産後ぼーっとする、物忘れがひどいなどの「産後ボケ」のような現象
これらの現象は、出産の痛みを忘れるための一過性のものである、ホルモンの変動が脳に影響を与えるなどと考えられていますが、明らかな因果関係は分かっていません。

言葉は知らなくても 「産後は妻が別人になった」 「夫にとにかく腹がたつ」 などは聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは「相手が変わった、本性を現した」という事ではなく、誰もが産後に起きる「当たり前の出来事」なんです。

放っておくと取り返しのつかない事態になる

産後は、実は自殺が多いのです。自死に至らなくても、鬱になったり、苦しい人は想像以上に多いと言えます。
心も身体も自分じゃないような違和感を抱え、初めての育児に戸惑い、絶望する人は少なくありません。

無知や誤解から、唯一の仲間である夫婦の関係性が悪化して離婚に至るケースも。
実際、離婚してシングルマザーになった世帯の4割が産後2年以内という調査結果も出ています。

では、離婚するとどうなるのか?シングルマザーの半数以上が相対的貧困だと言われています。

母子手当の受給率は、少子化なのにも関わらず年々上昇しています。受給には収入のボーダーがあるので、受給者は相対的貧困層と言っていい状態です。

子どもを産んだママ達が、離婚して貧困に苦しんでいる。こんな状況を見て、若い世代が「自分は結婚して子供を産んで不幸になるなんて嫌だ」と思うのは当然のことでしょう。
離婚に至らなくても、経済的に厳しいと感じている家庭が多い現状では、「結婚=不幸」と思われてしまいます。

ではどうしたらいいの?

産後クライシスなど、夫婦の危機は約2年続くと言われています。
逆に言えば、この時期を乗り越えれば危機は去り、夫婦の絆になるチャンスでもあります。

産後の危機をどう夫婦で乗り越えるかが、その後の人生の質を左右する。
男性の育休推進で会社も社会も育児を支えることができれば、少子化にも効果があるはず

後ろ向きではなく前向きに取り組むために

ピンチをチャンスに!視点を変えて取り組める案を考えました

今、色んなところが男性育休サービスを展開しているとは思いますが
形だけの育休推進ではないものを選んでいただきたいのです
企業にも、パパにも、ママにも、メリットがある内容で育休を推進する方法があります!

具体的にどんな内容なのか?こちらの記事もぜひご覧ください
色んな仕事があるので、育休推進と言っても一概に決めることは難しい。お話伺って一緒に考えさせてください。
育休に本気で取り組みたい夫婦とそれを支える企業、自治体の力になりたいと思っています。
お気軽にお声がけください。

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